愛犬力丸の闘病や犬猫のこと、May2♪の大ボケ話がてんこ盛りです。
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■究極の空間。
2009-10-09 (金) | 編集 |

 
抵抗力の低下は並大抵ではなく、回復の兆しがないっ。 かなり弱っていたらしい。
診療日の都合で病院を変わり、点滴に通う事になった。
某レディスクリニックは新しく、美しい。初めて入るピンクの花園。なんかドキドキする。
館内はオルゴールの優しい音色。待合室の液晶テレビにはイルカがゆったり泳ぐ映像。
妊婦さんや、赤ちゃんを抱いたお母さんの笑顔がステキ。暖かい気持ちになる。

カーテンで仕切られた処置室のベッド。隣の人の顔は見えず。声は筒抜け。
「悪い病気じゃないから大丈夫よ。ただ痛いだけ~」看護士さんが笑ってくれた。
点滴が終わるまで40分。ウトウトしていると、隣のベッドから会話が聞こえてきた。

看「○×△の注射しますね。ちょっと痛いよ~  はいっ、終わりました。」
妊「あの。 私、一度、流産してるんです。だから…」
看「そっか… 今できる治療はここまでなのよ。茶色い血が出る間はまだ大丈夫よ。」
妊「安静にするしかないですよね。 入院とかは?」
看「う~ん… 家にいても入院しても、トイレと食事以外は寝てるだけ、で一緒だから。
  入院しなくちゃいけない状況でもないのよ。お仕事は休めない?」
妊「私、保育士なんです。0歳児と1歳児で。かがむ姿勢が多くて。」
看「う~ん… 腹圧はよくないね。入院は、患者さんの判断になると思うよ。」
妊「ちょっと考えます。 後悔したくないし…。」 
看「一人で悩まないでね。悩んだらいつでも病院に電話してね。」
涙声が切ない妊婦さん。詳しいことはわからないけれど。お腹の赤ちゃんが大変みたい…。

あぁ。そうか。
ここは。バラ色の人ばかりじゃないんだ。
生まれる命と消えゆく命。下手すると天国と地獄。究極の空間なんだ。
笑いとばされるような病気でここにいる私って、なんだか場違いでお気楽なんだゎ。

台風一過の空は、やけに澄んで見えた。
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