愛犬力丸の闘病や犬猫のこと、May2♪の大ボケ話がてんこ盛りです。
スポンサーサイト
-------- (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
■とっつぁんと病院。⑧
2007-01-31 (水) | 編集 |

※術後せん妄とは:
手術で大きく環境が変わるため、一時的に日付や場所、人物の特定ができなくなる。点滴を抜いたりする。暴力をふるう場合もある。認知症と間違えられることもある。身体につけられた管が外れると嘘のように正気に戻る。という症状。

手術を終えたとっつぁん(父)の体には色々なものがついていた。
①口と鼻を覆う酸素マスク ②背中の極細の管(痛み止めの麻薬)
③胸に直径8㎜程の透明チューブ(体内の出血を外に出す)
④脇腹にも同じ透明チューブ ⑤足の付け根に点滴の管
⑥心電図を測るもの ⑥酸素量を測るもの ⑧オシッコのドレーン
⑨両足に厚手のストッキングとマッサージ機(深部静脈血栓防止の為)
⑩切り傷はガーゼの上からバストバンド(サポーター)でしめつけている。
(切り傷は喉もとから25㎝程まっすぐ下へ。その真ん中から左胸に10㎝程。ちょうどカタカナの「ト」を逆にしたような感じ)
えと。これくらいだったかな。管は全てコンピュータ制御。エラーが起きるとアラームがピーピー鳴る。

■手術した夜。
眠りが浅い。アラーム音も鳴るし。20分から1時間おきに「これはずして」「水飲みたい」「お昼ゴハンはキクヤでな」「カーテンあけて」こちらが答えると「あ、そうか」納得して寝る。起きて何か言う。寝る。起きる…。

■手術後1日め。
最近は入院期間を短くして退院を早める為に、手術後早い時期から歩行訓練、普通食を始める。とっつぁんも手術翌日の昼から普通食。そして「起き上がる」練習。「すごい~上手ね♪」と誉めたら、よほど嬉しかったらしい。先生の回診時、必要なくても起き上がり、上手にできる事を見せたがる。
動くとそれだけで呼吸が苦しいはずだが麻薬(モルヒネ)のおかげで平気らしい。

その夜。大きな声で寝言(?)を言う。仕事してたり電話してたり笑ってたり。聞いている方も笑える。副作用で気持ちが悪く、起き上がって食べたものを吐く。ゴソゴソ動く。酸素マスクをはずす。起き上がる。アラームも鳴る。言う事がだんだん怪しくなってきた。真夜中すぎに睡眠薬の投与。

■手術後2日め。
起きない。寝ぼけたままゴハンを食べる。おもしろビデオの「食事中に寝る子供」みたい♪看護士さんと起こそうとするが起きず。寝ぼけたまま車椅子でレントゲンに移動。寝ぼけたまま歩行訓練。会話は宇宙的になった。
「痛み止め(麻薬)の影響が出る時期ですね」とイケメンS先生。

その夜。寝ない。絶えず誰かと喋っている。(霊能者か?)タンが絡むと苦しくてガバっと起き上がる。(痰を出すのは良い事だが)酸素マスクはすぐ外す。指につけられた小型の酸素測定器を外す。横になったと思ったらガバっと起き上がる。「タバコ」「新聞」明日来るから寝ようねと促す。また起きる。「カードとってくる」ベッドから無理矢理おりて外に出ようとする。超不機嫌なとっつぁん。力が強い。「看護士さんが来るまで待って」制止するのは大変だ。看護士さんが来て説得するが応じない。夜中の廊下をみんなで散歩。昼間、弱々しかった足取りが嘘のようにしっかりしているっ。

おぉ~来た来た来た来たっ。コレが噂の術後せん妄だっ。 (~_~;)
宇宙までトリップした後、日を追うごとに、少しずつ人間界に舞い降りてくるとっつぁんであった。
関連記事
スポンサーサイト
コメント:
この記事へのコメント:
コメント:を投稿
URL:
コメント:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック:
この記事のトラックバック URL
この記事へのトラックバック:
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。